OASYS30AFIII NETWORK 修理

80年代のオアシスワープロの修理ですが、依頼内容は電源が立ち上がらないとのことでした。
電源が立ち上がらないのは、電解Cのパンクでした。
幸い電解C一式の交換で済みましたが、立ち上がって後に分かったことですが、問題はFDDの故障でした。2ドライブ装備されていますが、いずれも不動。

手持ちのワープロFDDで使えそうなものに交換してみましたが、いずれも不可。2DDドライブでないと認識しません。要するに1980-90年代初頭のドライブでないと使えないのです。

手持ちの2DDドライブは既に五年前に底を付いていて一台もありません。
構造は簡単なので動きそうなものを分解して修理できるか試してみました。
シーク途中で止まるので、シークモーターを交換してみました。

残念ながら、ヘッドが外周に来るとセンスしなくなります。いずれも傾向は同じでした。
仕方がないので、同時期のワープロのジャンクの出物を待つしかありませんでした。
幸い、出物が複数台入手でき、その中で実働FDDを確保でき、交換修理完了となりました。
修理完了まで半年近くかかってしまいました。
これからは、パーツの確保を考えなくてはなりません。